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2023/08/31

海外を感じる 留学紀行Pt.3

 思い立ってからすぐに行動に移せない癖を早急にどうにかしたい。どうも明石高専機械工学科3年、香下恵達です。

8/27(日)、刺激が多すぎてすごく一日が長く感じました。内容としては、シアトルを少し観光して、語学学校へ向かう、といった感じです。


前の記事でも言いましたが、僕はその日の朝、相部屋に泊まっていたので、知らない人と部屋を共有していました。アメリカの文化(チップとか)について質問したかったのですが、要らない羞恥心のせいで、話しかけることができませんでした。これがホントに僕のよくないところ。これを克服することは、留学の目的でもあります。その後は自分を奮い立たせて、”迷ったら、やる”精神をもつことを心に誓いました。


ホテルを出て、まずはシアトルのシンボルであるSpace Needleに向かいました。東京でいう東京タワー、スカイツリーみたいな場所です。元々展望台に行くつもりはなかったのですが、登りたくなっちゃったのでチケットを購入。しかし、すごい列ができているのに加えて、スーツケースを預けてこいと言われてしまいました。ロッカーには入らないし、このままだと語学学校へ行くバスに間に合わない。さて、困った。この買ったチケットどうしようか。

↑すぐそこにセブンイレブン発見!


ダメ元で、払い戻しできますかと尋ねたら、なんとできました。いやぁ、よかったよかった。確認することの大切さを身に染みて感じました。


安心したのも束の間。次の目的地へ歩いていると、目の前で明らかに関わってはいけなさそうなおじさんが奇声を上げていました。でもまぁ大丈夫やろと思って、目を合わせないように直進。すると、僕に近づいてきて何か言ってきました。「1dollar」しか聞き取れなかったのですが、頼み事をされているということだけは理解できました。僕はしきりに、「Sorry, I have to hurry up.」と連呼して、その場を逃れました。これがアメリカか、怖ぇな、と思った瞬間でした。これから同じような状況に出くわしたら、回り道をしようと思います。


すごく急な坂の先に、スターバックス一号店はありました。僕は普段スタバに行くようなオシャレ男子高専生ではないのですが、世界的チェーン店発祥の地となれば、さすがに興味が湧きます。30分ほど並んで入店できました。メニューもよく分からんかったので、一番シンプルなラテを購入(チップ込みで約800円、高い)。この真夏に、Hotを頼む外国人を見て、店員さんは少し不思議そうな顔をしていました。日本と何ら変わらない味なのですが、本場のスタバはやっぱり格別だなぁと自分に言い聞かせてたら、すごく美味しく感じましたね。


↑”けいたつ”はやっぱり発音しにくい&聞き取りにくそう、、、



アツアツのラテを片手に、高速バスでEFシアトル校(語学学校)へ。1時間半ほどバスに揺られて、森の中にあるEvergreen Collegeという大学に着きました。語学学校は大学の中に併設されています。バスを降りてまわりをキョロキョロしていると、犬の散歩中のご夫婦が声をかけてくれました。


↑アメリカは左ハンドル。乘り口も日本とは違います。なんか変な感じするよね。


「I'll take you to your destination.」そう言って、僕を大学内の交番まで連れて行ってくれました。ほぼ迷子になっていたので、この言葉は心強かったです。その後無事、寮の担当者の人と合流でき、これから約3週間暮らす、コテージのような建物(Dorm)に到着しました。


正直に言おう、汚い。綺麗じゃないというよりかは、KITANAI☆。ホコリ、部屋の中は土足、キッチンやテーブルには謎の食べ物、ユニットバスには水垢、窓やドアはいくつか壊れているので開けっ放し、よって虫をWelcomeしてしまっている。潔癖症の人が住めば、気絶しちゃうんかってくらい荒れていました。もしかして俺ヤバいとこに来た?



↑僕は割と平気です、多少汚くても


しかし、一緒に暮らすルームメイトは優しかった。台湾、ベネズエラ、スペイン、フランスといった国から留学していて、みんな親しく接してくれます。特に、仏人のUlysseは最高の友達。Dorm周辺やキャンパスの中を案内してくれたり、少し緊張していた僕に、積極的に話を振ってくれました。日本のことをたくさん知ってくれていて、映画、漫画、アニメといった日本の文化は世界中で親しまれていることがわかりました。

僕の英語は拙いので、うまく言葉にできなかったり、聞き取れない場面が多々あります。そんな時、Ulysseは「Don't worry. お前はここに英語を勉強しに来たんだろ?できなくて当たり前。まだ18歳だし、これから英語力伸びるよ」的なことを言ってくれました。ちなみにこの文章書いてるのは留学5日目ですが、常に僕のことを気にかけてくれています。

なんていいヤツなんだ!留学前は、期待より不安が勝っていましたが、それからのアメリカ生活に希望を見出した瞬間でした。


↑♡が縦に伸びちゃってます



今回はここまで!友達に恵まれてほしいという願いから、僕の名前は名づけられました。この最高の出逢いは、きっとそういうことなんだろうなって思います。

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