23時間におよぶ長いフライトの間。
たまたま席が隣だった日本人と仲良くなったり、映画を見たり、「からっ!?」と言いつつ機内食に舌鼓をうったり、まぁ半分ぐらいは寝ていたのですが。
到着すると案外早いものだと感じました。
経由した空港の地面から足を離して12時間。
降り立ったのは英国。そうグレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国。通称イギリスです。正式名称を出したことに特に意味はありません。言ってみたかったんです。
さぁここからは完全に異国の地。息をのみます。
入国審査でパスポートがうまく反応せずかなり焦るもどうにかゲートを潜り抜けてびっくり。
「外国人だらけだぁ!」
お前がな。
当たり前すぎて何を言ってるんだこいつはと思うかもしれませんが、そうここは外国。
異邦人は自分で在り、話す言語。文化。人種。すべて自分がマイノリティなのです。
ホームステイ先まではタクシーが手配されるとのことで、自分の名前が書かれたプレートを持つ人を探します。
探しながら「ああ、どうやって話せばいいんだろう。Are you driver?いや違うだろ」と考えながら探していたのですが。
「お疲れさまでした。」
「あれ、日本語?」
対応してくれたのは留学エージェントの現地の日本人スタッフでした。
経由したタイからは完全に日本語を絶っていたのでイギリスについてから初めて日本語を聞いて少しホッとします。ドライバーとうまくつないでくれたので、その後は難なく乗り込むことができました。去り際に「なにかあったらオフィスに連絡してね」と電話番号を渡してくれたのでだいぶ気も楽です。
さて、乗り込んでからはドライバーは外国人。というか自分が外国人。
どうしよう。話しかけられたら、なんて答えればいい。というよりまず聞き取れるのだろうか。と不安がっていたのもつかの間。
その不安は消え去ります。私。
めっちゃ寝ました。
それはもう寝ました。爆睡です。
なんならよだれたらして寝てました。
長時間フライトは案外疲れていたようです。
イギリスでそれはどうなんだ...と言いたくもなりますが、
ホームステイ先までの一時間が体感数分でした。
さて、出迎えてくれたのは一人のご老人。
イタリア系のおばあさんでした。
正直言ってることの半分は理解できていませんが、とりあえずなんとかわかります。
さぁここからは完全に日本語と絶たれます。
どんとこいやぁ!と身構えたのもつかの間
「日本人ですか?」
「あれ、日本語?」 本日二回目です。
なんと今日帰国予定の前のホームステイの子も日本人でした。
これから始まる新生活で、彼女の助言がかなり役立ったと思います。
シャワーの使い方。
鍵の締め方。
バスの乗り方。
学校の最寄り駅。
食事の時間。
洗濯の予定。
などなど、生活に必要な最低限の情報をなんとか聞き取り、夜の12時。
日本ではもうすでに朝八時です。
時差ぼけが来るかと思いきや、タクシー同様案外疲れているのかすぐに眠たくなりました。
明日から学校、どうなるのか。
英国
建築探訪記はまだ始まったばかり、
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