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2023/10/02

自分革命 留学紀行Pt.19

 何回も失敗して、その度に強くなる。どうも明石高専機械工学科3年、香下恵達です。

9/19(火)、アメリカの地を離れる時がきました。


前日同様、ホテル管轄の送迎バスを利用して、空港まで向かいます。ドライバーのおっちゃんが、別れる時に、🤲←手をこのようにして、チップをせがんできました。なんとこれは、最終日にして初めての経験。財布に20ドル札がありましたが、絶対あげたくなかったので、しぶしぶ英世を渡しました。日本円でも大丈夫みたいです。どこで使うんでしょうね。


ターミナルに入り、チャックインカウンターのお姉さんとした会話が、この留学で一番流暢に英語を話せた瞬間だと思っています。飛行機が遅れていることも理解できたし、それを受けて質問を投げかけることができました。Have a nice day を会話の最後に添えて、保安検査も華麗に通過。今後引っかかることは二度とないでしょう。

遅延のせいで、4時間以上待ちです。でも僕にはしないといけないことがありました。



Pt.1を読み返してみてください。”アメリカにおける航空機の実態調査”、探究活動がまだ残っています。なぜにこんなときまで溜めていたのか。その原因は、「あとでやればいいや精神」です。心の中に潜む最大の敵が、僕の行動力を最後の最後まで妨げました。

内容としては、待ちゆくアメリカ人の方々に声をかけて、航空機に関する質問に答えてもらうといった感じです。事前にGoogle Formsを作成していて、あとは回答を集めるだけっていう状態のまま、放置していました。

↑質問は5個あります


その前の日、シアトル空港で実行するつもりだったのに、できなかったんです。ただ、話しかけるのがこわくて、行動に移せないもどかしさをずっと感じていました。そして、「チャンスはまだあるから明日でいいや」という、良くない結論を出してしまったのです。


一夜明けて、アメリカ最終日。自分が乗る飛行機のゲートの前まで来て、考えました。あんなに英語を喋る自信がついたのに、頭ではわかっていても、体がなかなか動かない。でも、この機会を逃したら、絶対に日本に帰って後悔する。今しか挑戦する時間はないんだ。この弱い自分を変えるために、俺は留学したんじゃないのか!



こんな感じの葛藤を2時間ぐらい続けて、とうとう決意を固めました。ターゲットは、飛行機を待っている休憩中の"優しそう"な人たちです。


Excuse me , Do you have time? I'm Japanese technical college student. I study abroad in order to learn about aircraft. As an exploration activities , could you cooperate with this survey?


大体の人は、快く引き受けてくれました。  答えてもらっている間に渡航先の話をしたり、留学中の思い出を話したり...。話しかけるという関門を乗り越えれば、あとはいくらでもしゃべれるんですけどね。もちろん断られることもありました。でも、いちいちめげない。切り替えて、また新たな挑戦をする。この瞬間、自分の殻を破った感覚がしました。


搭乗時刻ギリギリまで調査して、いよいよ出発。飛行機の席に座り、達成感に浸りました。これにて、留学のミッションは完遂されたわけです。胸を張って、日本に帰ることができます。




最後に見たアメリカの景色は、ただひたすらに、美しい眺めでした。


https://www.youtube.com/watch?v=WC9kSppYFww

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